Nagios 3.0.3 rpmの作成

7月 7th, 2008

nagiosはソースに、nagios.specが用意されているため、簡単にrpmを作成することができます。

事前準備

rpmを作成するには以下のディレクトリを用意する必要があります。作成する場所はどこでも良いです。(よく目にするのは /home/rpm以下とする例。ここでは/usr/local/src/rpm以下となります)

$ cd /usr/local/src
$ mkdir -p rpm/BUILD  rpm/RPMS  rpm/SOURCES  rpm/SPECS  rpm/SRPMS

また、この作業ディレクトリの場所を ~/.rpmmacros にて指定する必要があります。

$ vi ~/.rpmmacros
 %_topdir /usr/local/src/rpm

rpmの作成には rpmbuild コマンドを利用します。無ければ yum からインストールします。

$ su
# yum install rpm-build
# exit

ソースとspecファイルの準備

specファイルはnagiosのソース内に用意されています。そのspecファイルをSPECディレクトリに設置します。ソースのtar.gzはSOURCESディレクトリに設置します。

$ cd /usr/local/src/
$ tar xfvz nagios-3.0.3.tar.gz
$ cp nagios-3.0.3/nagios.spec rpm/SPECS/
$ cp nagios-3.0.3.tar.gz rpm/SOURCES/

ビルド

rpmbuildでできあがり。specファイルがあれば、とっても簡単です。

$ rpmbuild -bb rpm/SPECS/nagios.spec
 ........

RPMSディレクトリ以下にrpmファイルができあがります。

$ ls rpm/RPMS/i386/
 nagios-3.0.3-1.fc4.test.i386.rpm
 nagios-www-3.0.3-1.fc4.test.i386.rpm
 nagios-devel-3.0.3-1.fc4.test.i386.rpm

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